アロマブレンドデザイン 香りのグラデーション
お雛様が纏う十二単。その色合わせは基本的に同系色のグラデーションだそうです。古来日本人は、多く色を揃えるのではなく、グラデーションで色を楽しむ事を贅沢としていたそうです。グラデーション、確かに見ていると、美しさを感じ、心が落ち着きます。
十二単のような香りのブレンド、それが出来たら楽しいかもしれないと思いました。精油の中には、違う原料植物なのに似た香りがあります。特に多いのは柑橘系の香りではないでしょうか。この微妙な香りの世界をオレンジやイエロー系のグラデーションという視覚の世界と紐付けしたら、それぞれの違いを面白く感じとれそうです。
講座では、オレンジ・スイート、グレープフルーツ、レモン、ベルガモット、ライム、柚子、マンダリン、レモングラス、メリッサ、メイチャン、レモンマートル、ギンバイカなどの柑橘がイメージ出来る精油をご用意します。
柑橘系の果実は、黄色くて丸いものが多く、幸運の象徴とされる事も多いようです。柑橘系と人の関わりについてのお話や参考図書もご紹介出来たらと思います。
日程 2018年
- 受付を終了しました 4月期金曜 4/27 10:00-12:30 第1教室
講師 | 小山陽子 アロマブレンドデザイナー |
対象 | どなたでもご参加いただけます。 |
回数 | 全1回 2.5時間 |
費用 | 受講料:6,480円(教材費込 税込) |
服装 | くつろげる服装でご参加ください。 |
持ち物 |
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その他 | キャンセル規定など受講規則をご確認の上ご参加ください。 |
講師プロフィール 小山陽子 AEAJ認定アロマブレンドデザイナー
今回、クラスを担当するにあたり、真っ先に明治時代に書かれた香料の本を思い出しました。それと大正生まれの調香師さんが書かれた本も。それらの本からは、原材料植物事情などを垣間見ることができ、日本の芳香植物の面白さを改めて感じることも出来ます。
当時は、天然香料を使うので、そのブレンドレシピはアロマテラピーで再現出来るかもしれません。講座では、その様な内容に触れる時間はないと思います。ただ、これらの本からは孤独な中でも調香に対する真摯な思いが伝わり、講座にいかせる心構えを学べました。
関連ページ
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