シュタイナー教育のヒーリングライアー
ライアーとはシュタイナー教育において、心と体と魂を癒す「治療」を目的とした楽器として考案されたものです。ゆっくりとしたヨガと呼吸法で静けさを感じ、ライアーの音や振動を体で触れて、実際に奏でてみましょう。「聴く」と「奏でる」両方を体験できる講座です。
日程 2017年
終了しました 9月期金曜 9/29 10:00-12:00(9:45開場) マザーズオフィススタジオ
申込 講演会 マザーズオフィス >>講師 | 犬伏広美 |
対象 |
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回数 | 全1回 2時間 |
費用 | 受講料4,860円(事前のお振込) |
服装 | くつろげる服装でご参加ください |
持ち物 | 室内履き、ハンドタオル |
その他 | キャンセル規定など受講規則をご確認の上お申込みください。 |
ライアーの音とヨガの呼吸法 講座の内容
- ヒーリングライアーとは どんな楽器か?の説明
- ゆっくりしたヨガと呼吸法 音の無い静けさのワーク(内観)
- 小石や小枝や手を使って音で会話をするワーク (周りの音との調和を見つける)
- ライアーの奏で方について
- 楽な姿勢で音を聴く人と奏でる人の両方を体験してみる
- ライアーの音に声を乗せて自分の中に響かせていくワーク
講師プロフィール
犬伏広美(イヌブセヒロミ)。ヒーリングライアー奏者(タオ、ステラ)、チベッタンボウル奏者、イシュタヨガ200TT講師、イシュタATTマタニティヨガ講師、ムーンサイクルヨガ講師、キッズヨガ講師(ロータス8)。
ヒーリングライアーについて
- ライアーとは、シュタイナー教育において、心と体と魂を癒す「治療」を目的とした楽器として考案されたものです。
- その生みの親は、ドイツの音楽家プラハトと、彫刻家ゲルトナーでした。プラハトは、「音楽を外からの響きとして伝える楽器の音は、魂の保護を必要とする子どもたちの心には、届かないのかもしれない」と考え、既成の楽器から、子どもたちのための楽器を探しましたが見つからず、新たな楽器を創ることを決意しました。
- プラハトとゲルトナーは試行錯誤を重ねた結果、人間にとって本当に必要な楽器としてハープに近い弦楽器にいきついたのです。
- ライアーの原型となった竪琴型の楽器の起源は古く、古代ギリシャ時代には、精神世界・医療・教育において、非常に重要な役割を担っていました。
- 1926年に誕生したライアーは、「静けさを聴く」楽器として、発展しました。現在、その音は、脳や心を癒し、直接体に振動を伝えることによる治療効果から、シュタイナー教育の現場はもとより、様々な場所で用いられるようになっています。
- ライアーには、大きく分けて2種類あり、1つは共鳴箱のあるタイプ、もう1つが共鳴箱のないタイプです。共鳴箱があると、ギターの原理と同じで、音は箱の中で共鳴し、外に大きく響かせることができます。
- アンドレアス・レーマン氏が作るライアーには、共鳴箱がありません。そのため、弦から生まれる振動は、すべて、体に直接伝わることになります。この振動にこそ癒しの効果がある、と考えられています。
- 音はそこそこ再現することができますが、音の響きを体感するというのは、どうしても、実際に体験していただくしかありません。
- ライアーの音と振動を「心と体と魂」で触れて感じてみましょう。