数秘術 数のストーリー
このクラスはオンライン上で開催されるクラスです。
数のストーリーとは、数秘術で用いる1から9までの数が、1、2、3…と進むなかで生じる数の意味の変化を扱います。
例えば「1」は「無」から現れました。「1」以前は何もない状態ですから、「1」には過去の経験や参考となる情報は何もありません。あるのは純粋なエネルギー、何かまったく新しいことを始めるという衝動のみです。そのため「1」という数は、何かを創造するような仕事、起業家、デザイナーといった職種が当てはまります。
反面、「1」には無計画、自己中心的、利己的という表れ方もあります。これらはすべて「1」には過去の経験や参考になる情報は何もないというところからきています。
そして「1」のあり方を否定して現れるのが「2」です。「2」は「1」が二つに分かれたものです。二つに分かれたといっても、元々が一つですから、それぞれは独立した「1」ではなく、お互いに引き合う関係です。そこから「2」には協力関係、協調、パートナーシップという意味が備わります。そのため「2」は接客業、カウンセラー、美容師といった人をサポートする仕事が当てはまります。
このような1から9までの数の変化を数のストーリーと呼びます。数のストーリーを理解すれば、数秘術で示された数が何を意味するのか、自分にとってどんな意味があるかを知ることができます。
このように数のストーリーは数秘術の基本となるものです。数の変化を理解することによって、数秘術を自由に使いこなすようになるでしょう。
◎主な内容
- 数のストーリーで数の変遷を理解します。
- 基本6ナンバー:ライフパスナンバー、ディスティニーナンバー、ソウルナンバー、その他
日程 2021年
- 3月期月曜 全1回 3/22 10:00-12:30 ZOOMオンライン
- 4月期月曜 全1回 4/19 10:00-12:30 ZOOMオンライン
- 上記の日程以外にもリクエスト開催を受付中です。ご希望の日程、回数、曜日をお知らせください。リクエスト開催ページへ。
- 以前に「数秘術アウェアネス基本クラス(通学式)」を受講された方は再受講となります。再受講制度(3,300円)をご利用ください。
お申込み後の自動返信メールが不着の場合にはこちらをご覧ください。
講師 | 中安一成 |
対象 | どなたでも受講いただけます |
回数 | 全1回 2.5時間 |
費用 |
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ご確認 |
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ご用意 |
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受講のみなさんからのメッセージです。
一部を抜粋しました。
◎数秘術は初めて勉強させていただきました。昔々、雑誌の占いで生年月日を足して導き出した数字がこれだったのかな?と思ったり…。2時間半のクラスはあっという間でした。この受講を機会にもう少し踏み込んでみたいなと。
◎先生の話が、少し不思議な面もあって、おもしろかったです。続編の関係性のクラスも興味深そうな内容です。最近よく数字のぞろ目を見ることが増え、これは何かメッセージがあるのだと思っていましたが。数字の意味を知ると理解できることがあるかもしれないと思いました。ありがとうございました。
◎自分と家族のライフパスナンバー、ディスティニーナンバーなどを知ることで納得できるポイントがたくさんあり楽しかったです。数字のストーリーのロマンに興味が湧きました。ありがとうございました。
◎数秘はもともと知っているものでしたが、数の前後の関係とか、占星術での見方はしてこなかったので、数の新たな面を知っておもしろかったです。
◎昔、数秘術が書かれた本を読みました。それはライフパスナンバーだけの説明でした。今回の講義で、数が持つ秘めた意味や数から発せられるエネルギーのことを学ぶことができました。また自分のことも知ることができ、興味深い1日でした。ありがとうございます。
ありがとうございます!!
◎参考 数のストーリー
数秘術アウェアネスでは、1から9までの数を連続するプロセスとみています。たとえば1から2となるとき、そこには1が2となるための変容のプロセスがあります。これを数のストーリーと呼んでいます。
1 | 1はすべての始まりです。始まり以前は無であるため、1には過去の経験や参考となる情報はありません。そのため1の現れ方は衝動的、直感的、無自覚、無計画です。そして常に新鮮でエネルギーに満ち、創造的で純粋です。 |
2 | ひとつだった1が二つに分かれます。これは1の分離であり、2の相対的な関係の始まりでもあります。分離された2はそれぞれが独立した個というよりも、常に相手に影響される相対化された関係です。それゆえ相手を意識・観察することで反応・適応が起こり、お互いに影響し合い、その反応が感受性、受容性、反発、共同性へと広がります。 |
3 | 第3点の登場で均衡と選択が可能になります。選択は2ではできません。第3点の登場ではじめて客観的に比較し、選択することができます。3は創造の原理と呼ばれています。3は異なるものを結びつけ新しい1を生み出します。1+2=3、父と母と子などです。老子はこのように語りました。「道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生じる。」3の活動は多様で際限なく動き続け、比較・分化して新しい1を生み続けます。それが3の表現であり、喜びでもあります。 |
4 | 4は3の多様な発想と表現に基づく創造性を停止します。新たに4から生み出されるものは形化されたもの、物質的、現実的なものです。しかもそれは3の多様性を否定した同質化・均一化されたもので、複製が可能で再生産に適しています。やがて4は集団化し4の同質性に基づく安定、共感、情感の育成、共有、拡張へと広がります。 |
5 | 4の同質性・均一性に対して5は自由と変化を求めます。4を停止した5は同じ奇数である3の多様な創造性を復活させ、4で蓄えた現実化の力を元に躍動感、感動、遊び心、ロマンに満ちた創造性を生み出します。5は1から9の中間に位置する数であり、奇数でありながらもその中に偶数を有しています。つまり2+3=5です。そのため5は最も人間らしく、自由と変化とロマンを謳歌します。 |
6 | 5の自由と変化に対して6は調整を行います。そのきっかけは他者の視線に気づいたことす。5の盛り上がりに対して6は内包する2の相対性を用いて他者に気づき、反応を示し、自らを内側から調整、変容させます。その調整作用は偶数的な調和とバランスに基づき、加えて美しさ、秩序、完全性を目指したものです。 |
7 | 9つの数を3分類するならば、個人の成長は6で完了します。7では独立した個人としての他者=社会と交わることになります。そこで7は初めての出会いを経験し、これまでの環境との違い(差)に気づきます。この違いに疑問を持ち、探求する活動が7です。 |
8 | 8は7の活動を停止します。それは8の決断、決定です。停止することで7が探求した情報、ビジョン、技術、そしてそのエネルギーを客観化し、さらに整理して、溜め込みます。8はこれらを一つにまとめて、組織化します。人と富を集めて、それらを有効に活用し、現実社会での成功を生み出します。8は4の倍数です。8の図形は四角形が二つ重なっています。4が個人として行った形化、増殖をより拡大し、プロジェクト全体をコントールしながら推し進めます。 |
9 | 最後の数の9のテーマは統合です。1から8までの数の働きを内包し、それらを統合し、洗練することにより全体性を獲得します。9の図形は三角形が三つ重なるため3の創造性はよりスケールアップしたものになります。 |
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